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zoom RSS オピッツのグリーグ「叙情小品集」

<<   作成日時 : 2008/12/29 22:02   >>

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今日の東京は冬晴れの好天気で、気候も年末にしては暖かったように思います。
今日はサッカーの天皇杯準決勝の日でしたが、ぼくの地元FC東京は、柏レイソルに1対2で逆転負けを喫し、優勝の望みを断たれました。元旦の決勝は、レイソル対ガンバ大阪のカードとなりました。

今日聴いたのは、グリーグの叙情小品集作品12(第1巻)、同38(第2巻)、同45第3巻)、同47(第4巻)です。演奏はゲルハルト・オピッツです。録音年月はRCAのBOXに記載がないので正確にはわからないのですが、90年代の前半と思われます。
今日のCDは、ぼくが先週12月26日に聴いたオピッツのコンサートの際に、オピッツのサインをもらうために購入したもので、オピッツがRCAのグリーグのピアノ・ソロ作品全集の1枚目です。

グリーグは、生涯を通して、膨大な数のピアノのための小品を作曲していますが、80年代まではあまり録音に恵まれなかったように思います。ギレリスがDGに録音した選集が目に付く程度だったのではないでしょうか。
しかし、90年半ばに、NAXOSから本場ノルウェーのアイナル・スティーン=ノックレベルクの14枚に上る全集が登場して、一気に一般に知られるようになったように思います。またこの後、他のピアニストによる録音も出てきたように思います。

ところでぼくは、スティーン=ノックレベルクの録音が出るまでは、グリーグのピアノ小品は聞いたことがなく、スティーン・ノックレベルクの全集も3枚しか持っていないため、グリーグの小品は大半が未聴なのです。
そういう事情があって、オピッツのサイン会で、グリーグのピアノ・ソロ全集を選んだのです。

今日聴いたのは、叙情作品集の1巻から4巻までで、計29曲です。すべての曲に標題が付けられ(ただしドイツ語表記なので、意味のわからない曲もあります)、約30秒の小品から5分を超えるものまであります。
すべての曲が耳にやさしく、心地よく響きます。北欧の美しい自然が目に浮かぶような、美しく愛らしい曲ばかりです。
グリーグは生涯にわたってこうした小品を作曲したわけですが、どちらかというと気軽に作曲された、それゆえ彼の才能がそのまま発揮された作品ばかりだと言えるのではないでしょうか。

こうした愛らしい作品たちは、じっくりと集中して聴くよりも、何か他のことをしながらBGMとして聴きたい気がします。今日ぼくは、自室の整理・掃除をしながら聴きました。とはいえ、旋律の美しさに何回も聞き惚れてしまいましたが…。

ところでオピッツの演奏は、ここでも、楽譜に忠実にあろうとする堅実なものです。これらの曲は、「叙情」小品集なのですから、もっとロマンティックに演奏することも可能なわけですが、彼はそのような演奏をしません。一見無愛想なようですが、主観を排して作品の良さをそのまま引き出そうとしているようです。
ぼくとしては安心して聴くことができ、たいへん満足することができました。

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コメント(8件)

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アルトゥールさん、おはようございます。
オピッツのグリーグ、エエですね。グリーグが生涯を通じて書いた小品を、オピッツが丁寧に堅実に演奏してます。僕もアルトゥールさんと同じく、BGMに流しておくことが多いんですが、美しい旋律に心洗われるようです。
あ、そういえば、僕も独語が不如意で、よく分からんタイトルが多いです(^^ゞ
mozart1889
URL
2008/12/30 05:14
天皇杯の準決勝TV観ていましたよ。
申し訳有りませんが私はレイソルファン。ですので大変喜んでおります。
ガンバ監督の西野氏はかつてレイソルの監督時代に優勝できずに退任した経緯が有ります。決勝の采配ぶりも非常に興味深いところです。
ハルくん
2008/12/30 10:21
おはようございます。
これはギレリス盤(20曲収録)を愛聴しています。確かにスピーカーに対峙して聴くよりもお酒を飲みながらとか、ゆったりとした気分に浸りながら聴きことが殆どです。
サッカーは特にファンではないのですが、千葉県人で柏近郊に住んでいるのでジェフよりもレイソルを応援してしまいます。決勝進出にはびっくりです。

天ぬき
2008/12/30 10:41
mozart1889さん
コメントを頂き有難うございます。
オピッツのグリーグ、聴き進むにつれ、聴けば聴くほど
良い演奏に思えてきました。
本当に最良のBGM、心が洗われる思いです。
クラシックの世界には、いくら汲んでも尽きないほど名
曲が潜んでいるものだと実感します。
アルトゥール
2008/12/30 15:02
ハルくんさん
コメントを頂き有難うございます。
またレイソルの決勝進出おめでとうございます。
ガンバは大事な試合が続いていて、選手に疲れが
残っているので、決勝戦は有望だと思います。

ところで今年は色々な演奏を紹介して頂き、有難う
ございました。
貴ブログでご紹介のあったスークとパネンカのブラ
ームスのヴィオラ・ソナタ、クレスト1000シリーズ
で発売されたので、早速入手しました。
クナッパーツブッシュの「パルジファル」は、まだ
ミチョモランマですが、来年聴くのを楽しみにして
おります。

末筆になりますが、来年もよろしくお願い申し上げます。
アルトゥール
2008/12/30 16:54
天ぬきさん
コメントを頂き有難うございました。

ギレリス盤は、ギレリスのイメージがグリーグと合わない
ように思い、今まで聴かずにきました。
仰るとおり、お酒を飲みながらなど、ゆったりと聴きたい
曲集だと思います。
本を読みながら聴くというのも贅沢だと思います。

元旦はレイソル楽しみですね。私もたぶん試合を見ます。

アルトゥール
2008/12/30 18:10
アルトゥールさん、ごぶさたしております!
エントリーの感想ではなくって心苦しいのですが(爆)、12/31に帰省いたしますので、今年最後のご挨拶にうかがいました。
今年も1年、お世話になりました。アルトゥールさんのご感想は特にバルトークの弦楽四重奏曲やベートーヴェンのピアノ・ソナタなど、共感できる内容が多かったです。また、うぐいすのようなダラダラした文章とは違い、短い中に言いたいことがうまくまとめられており、こう書きたいなあ、と思わせてくれる文章なのでいつも感心していました!

それでは、来年もよろしくお願いいたします。
うぐいす
2008/12/31 00:34
うぐいすさん
御丁寧にあいさつに来て頂き、有難うございます。
こちらこそ、今年1年間たいへんお世話になりました。

私はなかなか時間が取れず、曲の演奏比較はできないでいる
ので、うぐいすさんの演奏論はたいへん参考になります。昨
年になりますがショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲の新旧ボ
ロディンSQとベートーヴェンSQの3者の比較や、バルト
ーク論、ベートーヴェンのピアノソナタ、どれも的確な評で
プロの批評家よりずっと参考になります。

年末年始はご実家で、ゆっくりなさって下さい。
来年もよろしくお願い申し上げます。

アルトゥール
2008/12/31 16:26

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