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zoom RSS シェリング/ヘブラーのモーツァルト「ヴァイオリン・ソナタ第24番K296」

<<   作成日時 : 2016/12/18 11:53   >>

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東京では最近寒い日が続いていましたが、今日の日曜日は少し寒さが和らぐようです。
今日は朝から、モーツァルトの「ヴァイオリン・ソナタ第24番K296」を聴きました。
演奏はヘンリク・シェリング(vn)とイングリッド・ヘブラー(p)です。1969年9月の旧PHILIPS(現在はDECCA)への録音です。

本曲は急・緩・急の3楽章編成を取ります。
第1楽章は、単純ですが、軽快でリズミカルで、ユーモアが感じられます。聴いていて楽しくなる楽章です。
第2楽章は、なんと静かで美しい楽章なのでしょうか。ヴァイオリンの奏でる旋律の美しさは、どう形容していいのか分からないほどです。モーツァルトの暮らしたオーストリアの地方の、美しい花が咲き乱れている野原がそのまま目の前に広がっているようです。
こんなに美しい楽章は、当のモーツァルトでさえ、あまり多く書いていないように思います。ヴァイオリンとピアノの二重奏という形態だからこそ、こんなに美しい曲を書くことができたのではないでしょうか。

第3楽章は、美しく、優雅で、流れるように華麗です。純粋に、音楽しか感じられません。

モーツァルトのヴァイオリン・ソナタは、故・吉田秀和翁が名著『LP300選』(新潮文庫、現在は『名曲300選』と改題してちくま文庫より発売中)で述べられていたように名曲の宝庫ですが、この24番K296もその中の一つだと思います。

シェリングとヘブラーの演奏は、昔から名演として知られているものです。
管理人自身は10年位前まで、堅苦しい演奏のような気がして、もう少しのびのびと弾いた方がよいように思ってきました。
しかし、年を取ると共に、このような上品で落ち着いたスタイルがいいように思うようになりました。両者の呼吸は非常に合っています、とりわけヘブラーの澄んだ音と、素朴で丁寧な弾き方に魅せられます。
古楽器による斬新な演奏が多数出てきた現在では、シェリング/ヘブラー盤は、ひと昔前のスタイルだということは否定できません。またこれがナンバーワンかというと疑問かもしれませんが、いつまでも手元に置いておきたい気持ちになる落ち着いた名演だということは間違いないと思います。

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