ラグビー日本選手権決勝、三洋電機対トヨタ自動車

今日、東京の国立競技場で行われたラグビー日本選手権の決勝、三洋電機ワイルドナイツ対トヨタ自動車ヴェルブリッツの試合をテレビ観戦した。
三洋電機は3年連続3回目、トヨタは23年ぶりの日本一をめざしての決勝戦である(余談だが、ラグビーの強豪というイメージのあるトヨタが22年間も日本一から遠ざかっていたとは意外だ。23年前というと、日本代表で活躍した朽木英二選手が現役だった頃ではないだろうか。)

前半の立ち上がりは、三洋がFW戦でやや優位に立ち相手陣内に攻め込んだ。トヨタはこれをよく守ると、9分に相手陣ゴール前のマイボール・ラインアウトのクリーンキャッチからモールを形成して押し込み、FLホップグッドが押さえトライ。5対0と先制した。
18分トヨタは、SOアイイが鋭いランで突破し、WTB久住→NO8菊谷→ホップウッドとつなぎトライ。アイイのゴールが決まり、12対0と差を広げた。
その後三洋はFWが前に出るがトヨタが好守でこれを防ぎ、逆にトヨタは30分過ぎ相手陣内に攻め込み、再びラインアウトからのトライを狙ったが、生かすことができず、12対0のまま前半を終了した。

後半3分、三洋はFB田辺のPGでこの試合初の得点を挙げ、3対12とした。
その後は相手陣深くに攻め込むことができなかったが、16分トヨタはこの日好調のホップグッドが反則の繰り返しを理由にシンビン(10分間の出場停止処分)を受けた。これがこの試合を大きく左右した。
21分三洋は、SOブラウンのキックをCTBの霜村が果敢にセービングし、敵陣深くに入ることに成功した。マイボール・ラインアウトのキャッチからモールを形成して押し込み、最後HO堀江が押さえ、この試合初のトライを上げた。田辺のゴールも決まり、10対12と急接近した。
26分には相手陣でブラウンのターンオーバー(相手ボールを奪うこと)からWTB北川のトライで17対12と逆転に成功した。
34分には、再び相手陣深い位置でのラインアウトからモールを押し込み、FL若松のトライで22対12と差を広げた。
トヨタは試合終了直前、自陣からのオープン攻撃で最後FBイエーツがトライし、17対22と追い上げたが、そのままノーサイド。

三洋電機が22対17で3年連続3回目の優勝を遂げた。

三洋の勝因は堅いディフェンスだろう。前半はやや緩んだのかもしれないが、後半は堅いディフェンスで相手にまともな攻撃を許さなかった。またチームワークの良さも見ているだけでわかる。日本一にふさわしいチームだと思う。
FW全員の仕事量、タックルは見事だった。チームの柱・SOブラウンも、今日は彼本来の出来ではなかったのかもしれないが、ディフェンス面ではさすがに素晴らしかった。

トヨタも好試合を見せてくれたが、後半、ホップグッドのシンビンを受けたのが痛かったのと、FWがややスタミナ切れに陥ったのではないだろうか。
個人的に印象に残ったのは、後半21分の三洋・霜村の勇敢なセービング。勝敗を分けたワン・プレーだったのではないだろうか。

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