W杯予想Ⅲ――B組

今日は、サッカーの南アW杯のグループリーグの予想の3回目、B組です。

B組に入ったのは、

 アルゼンチン、ナイジェリア、韓国、ギリシャ

の4ヶ国である。

この中で、決勝トーナメントに進出するのは、ぼくの予想では、

 アルゼンチン、韓国

の2ヶ国である。

B組の中で本命視されるのは、もちろんアルゼンチンだ。
アルゼンチンは、英雄マラドーナが代表を去って以降、98、02、06年に続き4回目のW杯を迎えるわけだが、前評判は、ほんの数ヶ月前まで、これまでの3大会と比較して最も低かった。南米予選で苦戦を強いられ、マラドーナ監督の采配が疑問視されるのが原因だった。
そのアルゼンチンの評判は大会が近づくにつれ、高まりつつある。
FWメッシが今や世界最高の選手と評されるまでに成長したことが原因だ。メッシについては、マラドーナを超えた、いや、まだ超えていない、といったことが話題になるまでになっている。
メッシ以外にも、リーガ・エスパニョーラで今年度メッシに次ぐ得点を挙げたイグアイン、チャンピオンズ・リーグ決勝で2得点を挙げインテルの優勝の貢献したミリートと、アルゼンチンのFW陣のタレントは大会随一だろう。

だが現代サッカーは進化しており、個々の能力だけでW杯優勝が成し遂げることは不可能だ。
メッシのバルセロナでの活躍も、シャビ、イニエスタといった能力豊かなMFのアシストがあってのことのはずだ。
今のアルゼンチンに、メッシの才能を生かすことができる選手がいるだろうか。

これまでアルゼンチンの司令塔を務めてきたリケルメは、マラドーナ監督との確執が原因で代表を去った。
現在のメンバーでMF陣の中心になるのは、実績からいってベロンとマスケラーノだろう。
だが、ベロンは、98、02年のW杯には出場したものの(02年日韓大会ではグループリーグ敗退に終わった戦犯扱いされた)、06年は選出されておらず、過去の選手のようなイメージだ。最近国内リーグで活躍しているのかもしれないが、W杯と大舞台でどこまでやれるだろうか。
また、マスケラーノは所属するリバプールではMFの下でボールを奪い、前線にボールを供給する役割を与えられており、トップ下でメッシをアシストするようなタイプとは思えない。

このように考えると、アルゼンチンの前途には大きな不安が付きまとう。
だが、グループリーグの相手、ナイジェリア、韓国、ギリシャとの地力の差は大きいのではないだろうか。アルゼンチンはグループリーグの組み合わせに恵まれたと言える。アルゼンチンが決勝トーナメント進出を逃すことはないのではないだろうか。

残りのナイジェリア、韓国、ギリシャの中から、どこが抜け出すか。これは難問だ。
ナイジェリアは個々の選手の能力という点では、これら3ヶ国の中では勝っているのかもしれない。また大会がアフリカで開かれるのは大きなアドバンテージだ。だが、初戦の相手がアルゼンチンという大きなハンディも抱えている。

韓国は今やマンチェスター・ユナイテッドの中心選手にまで成長したパク・チソン(朴智星)を始め、選手の能力はこれまでになく高いようだ。中盤での激しいプレスと速攻という伝統的な戦術は、一貫して維持している。だが、過去のW杯で、地元開催の日韓大会を除くとすべてグループリーグ敗退というW杯の大舞台での弱さは気になる。

ギリシャは、EURO2004の優勝で一躍その堅守が有名になった。だがその後は、06年のドイツW杯は出場できず、EURO2008もグループリーグ敗退と活躍できないでいる。EURO2004に優勝は全くのノーマークだったことに助けられたという側面は否定できない。他方今大会は、アルゼンチンとの対戦が3戦目と、対戦順に恵まれている。

このようにナイジェリア、韓国、ギリシャの3ヶ国は一長一短で、どこが勝ち抜くのは、予想は容易ではない。

だが、個人的には、韓国ではないかと思う。
パク・チソンという世界レベルの選手が現れたことが選手の刺激になっていることは間違いないし、世界のトップレベルを身体で知っているパクが精神的支柱として存在することは大きなプラスだと思う。
強国ぞろいだったアジア最終予選グループ2を4勝4分と無敗で切り抜け、今年に入ってから日本に2試合とも鑑賞していることからも、現在の戦力の充実ぶりがわかる。

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