W杯の日本

既に日本中で知られている通り、南アW杯での日本代表は、6月29日、プレトリアのロフタス・バースフェルド競技場で、1回戦、パラグアイと対戦し、延長の末、0対0のまま引き分けた。そして続くPK戦で3対5で敗れた。

ぼくは試合を見終えた後、放心状態になってしまい、気持ちの整理をつけることができなかった。
試合を終わったすぐにブログ記事を書くつもりでいたが、そういう気持ちになれなかった。
もちろん職業ジャーナリストなら、それは許されない事態だ。
だが、ぼくはただのファン、単なる1ブロガーである。少し時間をおこうと思った。


日本対パラグアイの試合を振り返ると、終始パラグアイが優位に試合を進めたことは否めないのではないだろうか。ボール支配率は終始パラグアイが上回っていたし、ゴール・チャンスもパラグアイの方が多かった。それをGK川島のファインセーブをはじめよく守った。他方日本は、何度かゴールのチャンスを作ったが得点するには至らなかった。そしてPK戦にもつれこみ、敗れた。
勝ってもおかしくない試合だったが、負ける要素の方が多い試合だった。その試合に敗れた。

簡単に試合の流れをまとめると、以上のようになるのではないだろうか。

日本も、試合内容は決して悪くなかったと思う。だが率直に言って、パラグアイの方が力量が上だったということだ。
パラグアイは守備が堅かったし、南米勢らしく球際でのボール確保が強かった。
南米サッカーの底力を見せ付けられたような試合だった。

パラグアイは4年に1回のW杯のために常時、強豪ぞろいの南米勢と戦い、他にコパ・アメリカ(南米選手権)もある。そうして絶えずタフな試合を強いられている。日本は、そうした中で育まれた底力に屈したような気がする。

だが日本のW杯出場は今回で4大会連続である。もはやW杯の常連国と言ってよい存在だ(80年代からW杯サッカーを見ているぼくのような人間から見ると、夢のような話である)。
その上、2002年と今回の2回、グループリーグを突破し16強に進んだことになる。
今ではアジアのサッカー強国と呼ばれても当然の成績だ。その地位を確立したのが今回の大会だったというような見方もできると思う。

選手たちはよくやったと思う。
さらに岡田監督。最後にボランチの下にアンカーと呼ばれる選手を置く、守備重視の布陣を編み出すと共ともに、本来MFだった本田のワントップにすえた。さらにそれまでのチームの中心的存在だった中村俊に代え、松井を起用した。これらの戦術が奏功した。選手はこれらの起用によく応えた。
監督と選手の信頼関係がもたらした「成功」だと言えよう。

今はしばらくプレトリアの余韻に浸っていたいと思う。

6月29日、南ア・プレトリア。生涯忘れられない1日になるだろう。

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  • プレトリア ジャカランダ

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