祝・坂井七段、碁聖獲得!

今日8月28日の朝日新聞社会面にこんな見出しの記事が載っていました。

 「坂井七段、碁聖奪取
   医学部卒、異色37歳」

囲碁の第35期碁聖戦五番勝負(新聞囲碁連盟主催)の第5局で、挑戦者の坂井秀至七段(37歳)が、張ウ碁聖(30)を破り、3勝2敗で碁聖位を奪取したという記事です。

これはぼくにとってたいへん嬉しいニュースです。
というのは、ぼくは関西の出身なので、関西棋院を応援しています。坂井新碁聖は関西棋院の所属なのです。
坂井新碁聖と関西棋院の皆様に、この場を借りて、お祝い申し上げます。

囲碁界には日本棋院と関西棋院の2つが存在します。
関西棋院は、1951年に故・橋本宇太郎本因坊(当時)を中心とする関西在住の棋士たちがが日本棋院から独立して創設した団体ですが、ここ数十年は不振が続いていました。

囲碁界には棋聖、名人、本因坊、十段、天元、王座、碁聖という7大タイトルが存在します。
しかし、今日の朝日新聞の記事にも書いてありましたが、関西棋院は1981年に故・橋本昌二九段が王座を獲得して以来、実に29年間も7大タイトルを獲得できずにいたのです。7大タイトルはその間、日本棋院の棋士たちが独占していたのです。
関西棋院勢はその間、苑田勇一九段や結城聡九段が何度も挑戦者になり、タイトルまであと少しのところまで進みましたが、獲得はなりませんでした。
坂井七段は関西棋院の29年越しの悲願をもたらしたのです。

関西の囲碁ファンにとっては、星野仙一監督率いる阪神タイガースがセ・リーグ優勝を達成した時のような気分なのではないでしょうか。

ぼくはここ数年、関西棋院が上り調子だと思っていました。結城九段がテレビのNHK杯選手権で昨年・今年と連続優勝を果たしたり、坂井七段自身が名人戦の挑戦者決定リーグに5年以上在籍していたからです。
他にも頭角を現してきた若手棋士もおり、お互いによい刺激となって、今回の坂井七段の碁聖位獲得につながったのでしょう。

これをきっかけに、早くから才能を現わしながらこれまでビッグタイトル獲得に至らなかった結城九段、NHK囲碁講座で講師を務めていた真面目な性格の横田茂昭九段らも、タイトルに向けて続いてほしいものです。

なお碁聖を獲得した坂井七段は、今日の新聞にもあったように、天下の灘高校から京都大学医学部に進学し、医師免許を取得した後、囲碁のプロに転じたという異色の棋士です。
灘高時代は高校囲碁界で無敵の強さだったと聞きます。

囲碁部所属のぼくの息子(現在、中3)も、坂井新碁聖にその一端でもあやかってくれればよいのですが…・

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