ミルシテインのプロコフィエフ「ヴァイオリン協奏曲第2番」

今日も昨日に続き、晴天でした。
ただしアメリカの歌手ホイットニー・ヒューストンさんが48歳の若さで亡くなるという悲しいニュースが報道されました。

今日は、冬物バーゲン目当てで妻とともに新宿に行き、カーディガンを買いました。

今日聴いたのは、プロコフィエフの「ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調作品63」です。
演奏は、ナタン・ミルシテイン(vn)とラファエル・フリューベック=デ・ブルゴス指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団です。1965年6月の録音です。

ぼくは、プロコフィエフという作曲家が長年苦手でした。
しかし、昨年5月、東京都交響楽団のコンサート(指揮はユリアフ・インバルでした)で、このヴァイオリン協奏曲第2番(ヴァイオリン独奏はブラッハ・マルキンという女流でした)を聴き、なかなか面白い曲だと思いました。
それをきっかけに2曲ずつ作曲されたヴァイオリン協奏曲やヴァイオリン・ソナタを聴くようになったのです。

このヴァイオリン協奏曲第2番は、プロコフィエフがアメリカ滞在を経て旧ソ連に帰国した直後の作曲されたらしく、体制のことを考えて作曲されたのかどうかは分かりませんが、今日聴いてみると、意外に抒情的な作品です。
プロコフィエフのアメリカ時代に作曲されたヴァイオリン協奏曲第1番の方は、現代的・前衛的な作品だったと思います。
それに比べると、この2番の方は、まず形式が急・緩・急の3楽章構成という古典的なものになっているし、中身も前衛性は後退して、抒情性やソロ・ヴァイオリンの名技性という要素が出てきているように思います。
特に第2楽章の独奏ヴァイオリンの奏でる旋律は、甘美とさえ言えるのではないでしょうか。
第1、3楽章のユーモアと前衛性が併存したような曲想もまた大きな魅力です。

ミルシテインの演奏は、フランスのEMIから発売されている「Les Introuvables de Nathan Milstein」というミルシテインの4枚組CDに含まれているものです。
本曲は、昨年5月で実演を聴いて実感したのですが、独奏ヴァイオリンが大活躍する曲ですが、ミルシテインは曲を手中に入れたという余裕が感じられる演奏です。
ミルシテインの冷悧で気品の高い演奏スタイルを満喫することのできる演奏です。

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