トン・コープマン/アムステルダム・バロック管弦楽団の演奏会(10月3日)

一昨日10月3日(月)、東京・初台の東京オペラシティ・コンサートホールで、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック管弦楽団の演奏会を聴きました。

プログラムは次の通りでした。
 管弦楽組曲第3番 BWV1068
 シンフォニア BWV1045
 ブランデンブルク協奏曲第4番 BWV1049
 (中休み)
 ブランデンブルク協奏曲第3番 BWV1048
 カンタータ第42番「この同じ安息日の夕べ」BWV42よりシンフォニア
 管弦楽組曲第4番 BWV1069

管理人がコープマンさんの演奏を聴くのは、2008年、2010年に続き3回目です(本ブログで、この2回のコンサートの記事を書いたことがあります)。
しかし過去2回は、チェンパロ独奏のコンサートでした。したがって、コープマンさんの指揮を生で聴くのは、今回が初めてでした。
管理人は、コープマンさんのチェンバロ/オルガン演奏が大好きですが、コープマンさんに率いられたアムステルダム・バロック管弦楽団の演奏も大好きで、今回の来日コンサートの曲目になった管弦楽組曲、ブランデンブルク協奏曲をはじめ多くのCDを所有しています。今年初めには、一生に一度の買い物という覚悟でバッハのカンタータ大全集を購入したほどです。
管理人にとっては、一昨日のコープマン/アムステルダム・バロック管弦楽団の演奏会は、大げさに言えば、10年間待ち望んでいた演奏会だったのです。

さて、曲の方、いずれもバロックらしい荘重さと愉悦感、それに敬虔な祈りの感情(有名な管弦楽曲第3番のG線上のアリアはその最たるものです)にあふれた名曲で何も言うことはありません。
コープマンさんは、プログラムによると1944年生まれなので、72歳ということになりますが、たいへん元気そうで、今後、何回も来日演奏してくれそうな様子でした。
またアムステルダム・バロック管弦楽団の演奏は、早めのテンポで、きびきびとした引き締まった演奏でした。また各奏者の奏でる古楽器の音がすばらしく綺麗でした。澄んでいて、質朴で、上品で、華麗でなく、これ以上バッハにふさわしい音はあり得ない、と感じたほどでした。

シンフォニアBWV1045とブランデンブルク協奏曲第4番BWV1049にはヴァイオリン独奏部分がありますが、そこはコンミスのキャサリン・マンソンが弾いていました。また2曲のブランデンブルク協奏曲のチェンパロ演奏部分は、当然かもしれませんが、コープマン自身が演奏していました。
また中休みのすぐ後に演奏されたブランデンブルク協奏曲第3番では、各パートが1人ずつという少人数で演奏され、その後のシンフォニアと管弦楽組曲第4番は、全員で演奏する、というように、各曲の楽譜指定に従って演奏者の人数を変えていました。

なお余談ですが、プログラムを見ると、アムステルダム・バロック管弦楽団の第1vn奏者の中にRie Kimuraという日本出身と思われる奏者の記載がありました。実際コンミスのキャサリン・マンソンのすぐ後ろでKimuraさんと思われる若い、小柄で愛らしい女性が演奏していたので、親近感が湧きました。


追記 2008年、2010年にコープマンさんの演奏会に行った時のブログ記事を自己TBしました。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • トン・コープマンの演奏会

    Excerpt: 今週の月曜日、9月22日に、東京都千代田区の日本大学カザルスホールで行われたトン・コープマンのチェンバロ・リサイタルを聴きに行ってきました。 Weblog: クラシック音楽のある毎日 racked: 2016-10-05 16:23
  • トン・コープマン・チェンバロ・リサイタル(11月24日)

    Excerpt: 昨日11月24日、東京・港区の紀尾井ホールでトン・コープマンのチェンパロ・リサイタルを聴きました。 Weblog: クラシック音楽のある毎日 racked: 2016-10-05 16:26