ザイフェルトのブラームス「ホルン三重奏曲」

今日日曜の東京は、穏やかな晴天の1日でした。今日は、ブラームスのホルン三重奏曲変ホ長調作品40を聴きました。演奏は、ゲルト・ザイフェルト(hr)、エドゥアルト・ドロルツ(vn)、クリストフ・エッシェンバッハ(p)のドイツ勢です。1968年のDGへの録音です。

本曲は、緩・急・緩・急の4楽章構成を取ります。第1・3楽章の緩徐楽章でのホルンという楽器の音色を生かした、しみじみとした憂愁の息の長い旋律が、ホルンとヴァイオリンの掛け合いによって紡がれていくところが最大の聴きどころだと思います。本曲はブラームス32歳の時の作品ですが、まるで晩年のブラームスのような渋い印象を与えます。
特に第4楽章で青年らしい覇気が感じられるのですが、全体としてはしみじみとして渋く、ブラームスの晩年を先取りしたような印象を与えます。
ホルンは、柔らかくしみじみとした、それでいて哀感とユーモアの感じられる音色を出す楽器です。本曲はホルンの柔らかくしみじみとした要素をよく発揮させた作品だと思います。
ホルンの名曲というと管理人が真っ先に思いつくのはモーツァルトのホルン協奏曲ですが、同じホルンでも優雅なモーツァルト作品とは全く異なる魅力を持った作品と言えるように思います。

ザイフェルトはカラヤン時代のベルリン・フィルの首席ホルン奏者です。彼が同じベルリン・フィルのドロルツ、名ピア二スト・エッシェンバッハと組んだ演奏は、アンサンブルの呼吸感が見事で、本曲の魅力を明らかにする名演だと言えます。

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