私の好きなピアニスト・ヴァイオリニスト・オーケストラ

前回のエントリーで管理人の好きな作曲家・曲を述べました。
今回は管理人の好きな演奏家について述べてみたいと思います。

管理人の最も好きなピアニスト・ベスト5は生年順に次の通りです。

アルトゥール・ルービンシュタイン
ワルター・ギーゼキング
クラウディオ・アラウ
アリシア・デ・ラローチャ
アルフレート・ブレンデル

他にウィルヘルム・ケンプ、ロベール・カサドシュ、ルドルフ・ゼルキン、マリア・ジョアン・ピリス、ペーター・レーゼル等も好きですが、これらのピアニストは録音によってはもう一つと思う時があります。最も好きなピアニストは上記の5人です。

次に好きなヴァイオリニストですが、生年順に、

ナタン・ミルシテイン
ダヴィッド・オイストラフ
レオニード・コーガン
ギドン・クレーメル

の4人になります。
ロシアで教育を受けたバリバリと弾くタイプのヴァイオリニストが好きなのです。このタイプの代表格であるヤッシャ・ハイフェッツが入っていないのを奇異に感じる読者の方がおられるかもしれませんが、管理人はハイフェッツは腕達者ではあっても機械的で、繊細さや崇高さに欠ける録音が多いように感じています。一言で言うとハイフェッツ嫌いなのです。
また、4人では数字的にきりが悪い、なぜベスト5を上げないのかと思われる方もおられるかと思いますが、上記4人に匹敵するほど好きなヴァイオリニストがいないのです。
強いて5人目を上げようとすると、ワルター・バリリ、ヴォルフガング・シュナイダーハン、あるいはシャンドール・ヴェーグ、カール・ズスケのようにスケールの大きさや技術力はなくても、室内楽の分野で味わい深い演奏を聴かせてくれたヴァイオリニストの中から選ぶと思います。

次にオーケストラです。
管理人は本ブログで何回か書いたことがありますが、オーケストラ曲を聴く際、指揮者の演奏スタイルよりもオーケストラの音色、ニュアンスを重視します。ウィーン・フィルを例に挙げますと、ウィーン・フィルの音色自体が第一で、指揮者がベーム、バーンスタイン、アバド等のどんな人であるかは二の次ということです。
管理人の好きなオーケストラは、

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ロイヤル・コンセントヘボウ管弦楽団
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
シュターツカペレ・ドレスデン(ドレスデン国立歌劇場管弦楽団)
シカゴ交響楽団

シカゴ響だけがアメリカで、あとはヨーロッパのオーケストラです。
管理人はヨーロッパ、特に旧東ドイツのオーケストラが好きですが、時々アメリカのインターナショナルで能力の高いスーパー・オーケストラを聴きたくなることがあります。そのような欲求に最も応えてくれるのはシカゴ響です。
上記以外では、バイエルン放送交響楽団、シュターツカペレ・ベルリン(ベルリン国立歌劇場管弦楽団)、クリーヴランド管弦楽団あたりが好きです。
もっとも、特に冷戦の終了後、各国のオーケストラのインターナショナル化・脱ローカル化が進み、どのオーケストラも皆似たような音色になってしまったのは残念なことです。

上記のように管理人はオーケストラ曲を聴く際、オーケストラの音色、ニュアンスを重視しますが、指揮者次第でオーケストラの音色が変わるのは感じます。またこのような聴き方をするようになったのは5〜10年前のことで、それまでは指揮者の演奏スタイルを重視していました。
管理人の好きな指揮者は、生年順に、

アルトゥーロ・トスカニーニ
カール・ベーム
ゲオルグ・ショルティ
カルロ・マリア・ジュリーニ
ニコラウス・アーノンクール

になります。
読者の中には、ベームとアーノンクールという正反対のスタイルの指揮者を両方上げるのは矛盾ではないかと思われる方がおられるかもしれません。この点は管理人がクラシックを聴いてきたヒストリーと結びついているとお考えいただけると幸いです。
管理人がクラシックを聴き始めた1970年代後半、ベームは神様的存在でした。
当時は、LPの値段は高く同曲異演を何種類も入手するのはほとんど不可能でした。管理人はベートーヴェンの交響曲もブラームスの交響曲も、ベーム/ウィーン・フィル以外を持っていない時代が何年も続き、ベーム盤で刷り込みをされたのです。
このように管理人の若い頃ベームは絶対的で、ベームの演奏は今でも管理人の頭のどこかに残っているので、どうしてもベームを好きな指揮者から外すことはできないのです。

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この記事へのコメント

yositaka
2020年11月18日 08:59
ベームとウィーン・フィル以外は、私との共通項があまりないのですが、そこが面白いと思います。
特にオーケストラの聴き方。
私はアンサンブルや音色にはまったく鈍感で、そういう要素は会場でライヴを聞かないとなかなか伝わる気がしません。さすがにウィーン・フィルやドレスデン・シュターツカペレの音は個性的と思いますが、知らずに聞き比べて聴き分けられる自信はまったくないですね。ここ10年くらいで聴き方が変わったとのことですが、オーディオをグレードアップされたのかもと推測しました。音色のニュアンスの再現性は、再生装置の性能も大きい気がします。
私は芸術はあくまで「個人の表現」と受け止めています。たとえオーケストラでもそこに「個人の意思」が反映されていないと、楽しめないようです。
アルトゥール
2020年11月18日 19:31

ネコパパ様
コメントを頂き有難うございます。
>
>ベームとウィーン・フィル以外は、私との共通項があまりないのですが、そこが面白いと思います。

そうでしたか。私の趣味は変わっているのだと思います。友人から変わっていると言われることもあります。
ルービンシュタインやオイストラフは万人向けだと思いますが、ギーゼキングやトスカニーニは私の若い頃、少数派でした。アラウ、ショルティ 、アーノンクール辺りはここ20年くらいで好きになった演奏家です。

>ここ10年くらいで聴き方が変わったとのことですが、オーディオをグレードアップされたのかもと推測しました。音色のニュアンスの再現性は、再生装置の性能も大きい気がします。

御指摘の通りです。スピーカーを変えました。

今後ともよろしくお願い申し上げます。
2020年11月23日 06:00
アルトゥールさま
お早うございます お久しぶりです

暖かかったかと思うと寒くなったりで 着るものに困りますね

コメントをしようと思って ジュリーニのドボ8のCDを家捜ししたりしていまして、コメントが出来ませんでした、爆

ピアニスト、ヴァイオリニスト、指揮者とも ほとんど一致しないものですね それがまた面白いのかもしれません

ピアニストでは、ホロヴィッツ、ゼルキン師、ルービンシュタインでしょうか…(3名にさせてもらいます)、と書いてきましたが、ユージナ、マリンベルクも外せないかもしれません


ヴァイオリニストは フランチェスカッティ、スーク、マルツィ でしょうか… 

指揮者は あまり聴かなくても、マエストロ・トスカニーニ、クナッパーツブッシュ、それに オーマンディ師でしょうか… シェルヘン、ミトロプーロス、スタインバークなども 

オケもそうですが、好んで聴くジャンルに寄って 変わってくるのではないかなと…
CDも置き場がない状態なので 今年はあまり購入していず、古い録音ばかりなのですが…

寒くなってきそうですから お身体にご自愛くださいね
ミ(`w´彡)
アルトゥール
2020年11月26日 21:27

rudolf2006さま
コメントをいただき有難うございます。
お久しぶりです。
>
>
>ピアニスト、ヴァイオリニスト、指揮者とも ほとんど一致しないものですね それがまた面白いのかもしれません
>
>ピアニストでは、ホロヴィッツ、ゼルキン師、ルービンシュタインでしょうか…(3名にさせてもらいます)、と書いてきましたが、ユージナ、マリンベルクも外せないかもしれません
>
>
>ヴァイオリニストは フランチェスカッティ、スーク、マルツィ でしょうか… 
>
>指揮者は あまり聴かなくても、マエストロ・トスカニーニ、クナッパーツブッシュ、それに オーマンディ師でしょうか… シェルヘン、ミトロプーロス、スタインバークなども 
>
うーん、確かに一致しているのはルービンシュタインとマエストロ・トスカニーニくらいですね。
ユージナ、グリンベルク、シェルヘン、ミトロプーロス辺りは私にとって未知の演奏家です。
もっとも古い演奏家が好きという点は一致しているように思います。お互い現役の演奏家をお互いに挙げていませんね。

>CDも置き場がない状態なので 今年はあまり購入していず、古い録音ばかりなのですが…
>
私はほとんど自宅での仕事となった上、持病があるせいで医師からコロナに感染すると重症化の可能性が強いと脅かされているので、今年の初めから外出をできるだけ控えています。
そのためストレスが溜まり、CDは激増しました笑笑

>寒くなってきそうですから お身体にご自愛くださいね
>ミ(`w´彡)

有難うございます。
私もE・H・カーのような古典的著作を読んでみようかと思っています。
rudolf2006さまもお身体に御自愛ください。