C・クライバーのJ・シュトラウス「こうもり」

相変わらず暑い日が続いています。今日は土曜日、休日だったので、ほとんどの時間、家にこもり、ヨハン・シュトラウスの喜歌劇「こうもり」全曲を聞きました。演奏はカルロス・クライバー指揮バイエルン国立管弦楽団、バイエルン国立歌劇場合唱団、配役はアイゼンシュタイン=ヘルマン・プライ(Br)、ロザリンデ=ユリア・ヴァラディ(S)、アルフレート=ルネ・コロ(T)、アデーレ=ルチア・プップ(S)等です。録音年月は1975年10月です。

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さてこの曲はCDで2枚、合計100分強かかるものですが、ぼくはその間、パソコンに向かって仕事の残りをやったり、Noraさんから教えていただいたブログの写真の縮小をやったり、他の方のブログを見て回ったりしながら、「ながら聞き」をしました。このシュトラウスのオペレッタのような曲は、あまり集中して聞くような性質のものではなく、そのような「ながら聞き」で十分ではないかと思うのです、
考えてみると、ウィーンは「音楽の都」。しかもこの曲が作曲された19世紀にはまだロック等は存在しなかったわけですから、今日の言葉で言う「クラシック音楽」は、貴族階級はもちろん一般市民にとっても、現在よりもずっと身近な存在であったはずです。当時のウィーンの人々はウィンナ・ワルツを身近な音楽として聞いていたはずです。この「こうもり」のようなオペレッタは、あまり集中せずに気軽に聞いて、当時のハプスブルク朝時代のウィーンの優雅で楽しい雰囲気を味わうことができればそれで十分ではないかと思うのです。それにこの「こうもり」も、ワーグナーの楽劇のような深遠な内容を持つものではなく、アイゼンシュタインという男がロシア貴族の夜会に忍び込むことから始まるドタバタ喜劇です。

それでもぼくは、この曲を得意としたカルロス・クライバーの演奏する引き締まったウィンナ・ワルツや、録音当時が全盛期だったと思われるプライら豪華歌手の美声には、時々キーボードを打つ手を休めて聴き入ってしまいました。最高に贅沢なBGMだったと思います。

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