ラグビーW杯、南アフリカ対サモア

本日9月30日行われたラグビーW杯のグループD、南アフリカ対サモアの一戦をTV観戦した。
ここまで南アフリカは3連勝、サモアは2勝1敗(ウェールズに敗れる)。南アフリカの決勝トーナメント進出はほぼ決定だが、サモアにとっては決勝トーナメント進出に向けて負けられない1戦である。

試合は、前半3分、南アCTBフランソワ・ステイン(以下「F・ステイン」と省略します)が、自陣からロングPGを狙い、失敗したものの観客を沸かせた。
8分南アのWTBハバナがトライ。SOモルネ・ステイン(以下「M・ステイン」と省略します)が難しい角度からのゴールを決め、南アが7対0と先制した。
24分、F・ステインがセンター・ラインの端から約60メートルのロングPGを見事に決めた。
南アはさらに26分スクラムを押し、相手のラフプレーが犯したため、M・ステインがPGを決め、13対0とリードを広げた。
そして13対0のまま前半が終わった。

後半に入ってから最初の方は南アが攻勢だった。
しかしサモアは、12分、南アに選手交代の際選手のポジションの取り方が整わない隙に、ボールをつなぎ、NO8スタワーズがトライ(ゴール失敗)し、5対13と反撃を開始した。
これで勢いづいたサモアは、以降ノーサイドまで30分近くの時間のほとんどが攻勢だった。
しかし南アの堅守を崩すことはできず、5対13のままノーサイドとなった。
途中15分頃、サモアWTBレミが抜け出し加速したところを南アFBランビーが好タックルで防いだり、26分頃にもあわやトライという場面があった。しかし結局ゴールラインを割ることはできなかった。

サモアは敗れたとはいえ、後半は南アを無得点に抑えたわけで、大善戦だったと言えるだろう。
しかし攻撃が個人の能力に頼りすぎ、あまりにもまともで単調だったような気がする。もっとボールをワイドに展開し、グラウンドを大きく使うようなゲームをすれば面白かったのではないだろうか。サインプレーを使う方法もあっただろう。組織力が今一つだったということだ。

逆に南アは後半受け身に回ってしまったが、ディフェンス力の高さを見せつけた。
しかしF・ステインがセンターラインまたは自陣から3回にわたりPGを狙った(そのうち1回成功)のは疑問だ。このようなPGは、相手がNZのようにゴールライン際のディフェンスの強い相手との試合では有効だが、サモア戦では平凡にタッチに蹴りだしてラインアウトからモールと平凡に行った方が相手にとっては怖かっただろう。
南アは決勝トーナメント1回戦で豪州と対戦する可能性が高い。好カードだ。

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